ikurinkoの日記

急性前骨髄球性白血病になった私の闘病記録

入院二日目


次の日、


弟と叔母も駆けつけてくれた。



白血球は更に増え、43.1。


前日から投与しているキロサイドと同時に


イダマイシンという抗がん剤もする事になった。



高熱もあり食欲は全くなかった。


音も聞きたくない、携帯もテレビもみたくない。



「テレビくらいつけたら?」


そんな私を見て気を休めるために叔母が言った。


病気を受け入れられ無い気持ちとショックで

私はベットの上で天井ばかり見ていた。





一人のときは、母のことを思い出していた。


癌を告げられた時、母はどれ程泣いたのだろう。


まだお母さんのところには行きたくないよ。


心の中でそう叫びながら、持っていたタオルを顔に押し付けて何度も泣き叫んだ。




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