ikurinkoの日記

急性前骨髄球性白血病になった私の闘病記録

家族も生活が一変



キロサイドは7日間、

イダマイシン2日間、

ベサノイド15日間、


同時投薬の苦しみに耐える日々。


嘔吐、熱、頭痛


今までに味わったことの無い辛さだ。



それでも、家族の顔を見るとすごく安心したし、

気持ちが和らいだ。



私が病気になったことによって、


周りの家族の生活も変わった。



父は京都の職場から終わったら大阪の病院まで来てくれて夜また滋賀の家に帰る。


娘が産まれたばかりの弟も京都から来てくれた。(義妹も殆ど1人での子育て大変だっただろう)


叔母も自分の子供や家の事、仕事もある中滋賀から何度も来てくれた。


広島のお義母さんは我が家に泊まり込みで来てくれて、家事も色々としてくれた。(その間広島のお義父さんはお婆さんの介護や家の事大変だったと思う)


そして何より、主人の生活は一変したであろう。


自営業のため、多少の時間の調整は出来るのだが、


今までは夜遅くまで仕事をしていたが、


面会時間も決まっているため


間に合うように仕事を終わらせ(時には面会後にまた仕事をする時もあった)来てくれた。


夜どうしても無理な時は

朝仕事前に来てくれた。




だが、この頃仕事の忙しさと私の病気のショックなどが重なり主人は自律神経が乱れたのか


頭痛と微熱が続いた。


免疫が低下している私に熱を移したら危険だということで、1週間近く会えない日もあった。


とっても寂しくて、早く顔が見たかった。


後に主人は私に言った。


「今まで当たり前に隣に寝ていた私が急に居なくなってショックが大きかった。こんなにも人を愛おしく思ったのは初めて。」だと。




病気になってショックなのは、

私だけではないんだと思った。



そして、この人と結婚できて私は幸せ者だと。



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